車両・運用情報
1999年12月25日1号車が富士重工宇都宮工場より搬送されてきて、北条鉄道では2000年1月4日より営業運転を開始した、LE-DCシリーズの気動車です。北条鉄道に所属している車両の形式名の由来は、その形式の1号車の導入時期(運転開始)年を表して、フラワというのは北条鉄道が走る加西市に所在する、「県立フラワーセンター」からきています。
フラワ2000-1号
フラワー
富士重工宇都宮工場で1999年に製造されて 同年12月25日に北条鉄道にやってきました。
車体は18mと大型で、標準的な軽快気動車となっております。
車内はセミクロスシート配置で車椅子スペースも確保しております。
車体塗装はピンクとメタリックで、側面・貫通扉にはサルビアの花をイメージしたイラストをラッピングしています。
定員 | 座席57人・立席61人・合計118人 |
---|---|
空車重量 | 29.7トン |
最高速度 | 80km / h |
台車 | FU35BD. BT |
機関 | 直噴形ディーゼル機関 x 1 |
出力 | 295ps / 2100rpm |
変速機 | 液体変速機(変・変・直) |
ブレーキ装置 | 空気制動機(SME三管式直通空気ブレーキ)、抑速ブレーキ(排気)、保安ブレーキ |
フラワ2000-2号
未来
2001年富士重工宇都宮工場にて製造されて、同年8月30日に北条鉄道にやってきました。
2001年9月1日より営業運転を開始しました。
基本設計はフラワ2000-1形式と同じですが、座席配置はロングシートになっており、貸切専用列車としてもご利用頂いています。
定員 | 座席55人・立席65人・合計120人 |
---|---|
空車重量 | 29.7トン |
最高速度 | 80km / h |
台車 | FU35BD. BT |
機関 | 直噴形ディーゼル機関 x 1 |
出力 | 295ps / 2100rpm |
変速機 | 液体変速機(変・変・直) |
ブレーキ装置 | 空気制動機(SME三管式直通空気ブレーキ)、抑速ブレーキ(排気)、保安ブレーキ |
フラワ2000-3号
ねっぴー
北条鉄道では平成21年3月3日に三木鉄道より購入して同年4月5日に営業運転を開始しました。
三木鉄道時代のカラーで運行しておりましたが、平成24年3月20日から新塗装での運転を開始しました。新塗装は、緑とメタリックで側面・貫通扉には加西市のキャラクター「ねっぴー」と小野市の市花「ひまわり」のイラストをラッピングしています。
定員 | 座席57人・立席59人・合計116人 |
---|---|
空車重量 | 29.7トン |
最高速度 | 95km / h |
台車 | FU50BD. BT |
機関 | 直噴形ディーゼル機関 x 1 |
出力 | 295ps / 2100rpm |
変速機 | 液体変速機(変・変・直) |
ブレーキ装置 | 空気制動機(SME三管式直通空気ブレーキ)、抑速ブレーキ(排気)、保安ブレーキ |
キハ40 535号
北条鉄道では令和4年2月18日に東日本旅客鉄道より購入して、同年2月27日に記念イベントを実施、3月13日より本格営業運転を開始しました。東日本旅客鉄道時代当時の五能線カラーそのままで運行しております。新潟鉄工所で1979年に製造され、車体は21mのフルサイズの国鉄型一般形気動車であります。
できる限り原型を保ち、レトロな雰囲気を醸し出しています。
定員 | 座席64人・立席60人・合計124人 |
---|---|
空車重量 | 37.9トン |
最高速度 | 95km / h |
台車 | DT44A・TR227A |
機関 | 直噴型ディーゼル機関 x 1 |
出力 | 300ps / 2100rpm |
変速機 | 液体変速機(変・直) |
ブレーキ装置 | 空気制動機(自動空気ブレーキ)、抑速ブレーキ、直通予備ブレーキ |