令和2年3月31日(火)に網引駅西約300mの線路脇にて、旧国鉄北条線列車脱線事故から75年目の慰霊祭並びに慰霊碑建立、除幕式を行いました。
太平洋戦争末期に加西市網引町で国鉄北条線に訓練飛行中の戦闘機「紫電改」が不時着し、列車が脱線・転覆した事故から丸75年を迎え、慰霊祭並びに事故現場に建てられた慰霊碑の除幕式を盛大に行い、関係者21名が上り16時56分の列車通過に合わせて12名の犠牲者に祈りをささげました。
慰霊碑建立は、昭和20年3月31日、国鉄北条線網引駅西方で起きた列車脱線・転覆事故に遭った遺族関係者や事故体験者の積年の思いにより実現いたしました。
慰霊碑には、「悲惨な歴史を二度と繰り返さぬよう後世に伝えていきたい」との思いが込められています。
↑列車の通過に合わせて慰霊碑に手を合わせる関係者
↑事故現場に建立された慰霊碑と添えられたお花
令和2年4月1日
北条鉄道株式会社